アプローチ整体院ブログ

三重県四日市市で一流プロスポーツ選手のケア&トレーニング指導を行っている整体院&整体スクールのブログ! 妊娠・出産・育児に関連する事を特に得意としています。 三重県で本格的な整体を受けたい、学びたいならアプローチ整体院へ!

一歩を踏み出せない身体

消極的な人の腰

行動力は腰で決まります。腰椎5番という処で、背骨の終わりにあたります。ここは特殊な椎骨でして、歪み方も他と違うのですが、それもそのはず。腰椎4番までは骨盤の上にあるのに5番だけは骨盤より下にあるのです。位置的にも特殊なんですね。
ギックリ腰の記事でも書きましたけど、ギックリ腰になるのは腰椎5番です。前後運動に関わる骨ですから、ここを毀していると、顔を洗う時の様な前屈姿勢で特に痛みます。思い当たる節が有るかと思います。

さて、若い人と年寄りの腰、何が違うでしょうか?
見比べないと分かり難いかもしれませんけど、角度が全然違うのです。もう明らかに違う。これは寝てもらわなくても、立っている所とか歩いている姿を観るだけで十分分かります。
年齢は目安でしかなくて、若くても年寄りの腰をしている人が増えているし、逆に年齢的にはかなりの歳なのに、腰が若い人も多い。とにかく腰の角度が老人になっていると、行動力が減退します。

変な例かもしれませんけど、若い人の腰というのは、本来は黒人の様にグっとヒップアップした形です。(日本人はあそこまで反りませんけど・・・)
年寄りの腰というのは、その反りの無い形で、お尻が垂れている状態です。その変化の基点となっているのが腰椎5番という事なのです。


背中を押すより腰を押す

後押しする事を「背中を押す」なんて日本語では言いますけど、これは適切とは言えない表現かと。それより腰を押した方が、身体的には後押しになります。

やりたい事が有るのに、自分でなんだかんだと理由を付けてやらない人。これは腰椎5番が毀れているのです。そして以前書きましたけど、それによって踵に体重が乗ってしまっている。後ろ向きな姿勢なんですね。それではなかなか前に進めないのも当然。

行動型と整体で呼ぶタイプがあるのですけど、この人は腰椎5番を基点に生活します。体重はつま先に乗っており、私からすると、ちょっと前のめりな印象を受けます。アスリートに多いタイプです。
こんな人は後押ししなくたって行動できる。それが悪い方に働く場合もある訳ですけど。


まとめ

最近よくメンタルの相談を受けます。それで質問の多いのは、「メンタルの問題は、メンタルの事が先にあるのですか?それとも身体が先ですか?」と聞かれるのです。整体でも東洋医学でも、心と身体は切り離して考える事じゃありませんので、答えるとすれば同時かと。
どちらにしても整体は身体に全て出ると考えてますから、メンタルの問題であっても身体で調整します。

人の心を目で観る事は出来ないけれど、身体にちゃんと変化として現れるのですから、それを観て調整すれば良いと思うんです。何を考えているかまでは分からなくても、落ち込んでるとかイライラしてるとか、不安感や不満も身体に現れます。
口だけで実行に移せないのも身体に出るし、だからカウンセリングみたいに、話だけ聞いて診断も治療もやるのは不思議ですし、凄く難しい事だと思います。声の質や話し方で分かる部分もありますけど、身体を観た方が確実だと思うのです。

こんな記事を書いたのは、どうにも最近の若者世代の腰が老人化しているからです。とても気になっているのです。
それでやっぱり夢が無いとか言うから、どうしたものかと。夢が無いのを悪いという訳じゃないのですが、腰椎5番の弱い人ほど、夢とか目標を持った方が良いのです。それだけで身体が整ってくる事があるから。
スポーツやってるのに、ここを毀している若者も多くて、そりゃ上手くいかないだろうなって思います。でも指導してる側まで毀れてる事もあって、そりゃ夢も持ち辛いかな?とも思います。


皆さん、短冊は書きましたか?自分の目標を考える時間も大事かと思いますし、それを飾って周囲に宣言するのも良いと思うのです。絵馬も面白いですね。昨日は珍しく神社に行ってきましたけど、「○○になりますように」と書かれているのが多くて、それが正しい書き方なのか分かりませんけど、私が書くなら「こうなる!」という宣言にするかな?って思います。お賽銭しても、願い事をするという事はありません。「こうします」という事を念じて来る。願い事をされても神様からしたら「そんなの自力で頑張れ」と言うんじゃないかな。イメージですけど。



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悪阻(つわり)と腰

最後に吐いて終わり

整体と言えば、妊娠・出産・育児のプロですから、悪阻の処置も当然します。
悪阻に関して私が重視しているのは、お腹と腰。特に腰椎5番という処です。これは間違って扱うと、流産の要因になるとも言われております。見様見真似でやらない様にお願いします。

この腰椎5番をショックして、その後に愉気と呼ばれる整体の技がありまして、それを行いますと悪阻がなくなってしまいます。
しかし最後の一息と言いますか、この調整によって急に気持ち悪くなる事があります。ここで吐いてしまえば、それを最後に悪阻がなくなってしまう訳です。ここは絶対我慢しないで欲しい。


悪阻の原因

昔、悪阻は赤ちゃんという異物が体内に入った事で、母体の拒絶反応が起きる。それが悪阻の正体だと言った人がおりましたけど、嘘だと思います。だって、正常な妊娠では悪阻が見受けられないから。それに悪阻をしてるのは人間くらいのもので、他の動物には無い。
妊娠すると必ず起こるものだと思っている人が多いですけど、本来は不要です。身体が整っていない内に妊娠したから、それで自己調整として起こしている。
それで必要なくなった時点で、悪阻はなくなる。そういうものです。

妊娠に適した身体とは、生理痛も生理不順も無い状態ですから、これらが有る内に妊娠すると、大概は悪阻がキツイ。ですから私は妊娠の準備というのは強調するのです。

骨盤の開閉異常がありますと、悪阻がキツイ。生理痛も同じ理由です。開閉ですから、開きが悪くとも閉まりが悪くともダメ。どちらの調整も出来るのが整体師なはずです。


まとめ

腰椎5番を間違って扱うと流産すると書きましたが、これは整体の研究では、どうやら胎児に異常が有る場合のみです。実際の堕胎術では、別の処を使います。(これ、最近出来なくなりました・・・)

悪阻の処置でも腰椎5番を使いますが、そういう事がありますから、怖いと思われる方は別の技を使って処置しますのでご安心下さい。


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体の左右差を治したいなら、下痢すればいい

下痢の効用

下痢を止めてはいけない事は、何となく御存知かと思います。
しかしその理由がよく分からない。
今回はそれを解説していきます。

下痢というのは「体の左右差の調整」のために起こります。(別の下痢もありますが)
人間は二足歩行ですから、大なり小なり左右差はあります。
タイプによっては、それが極端な人もおります。
その人なりの基準を超える様な左右差が出来た場合、それを無意識に治そうという働きが生じるのですが、それが下痢なのです。


そもそも左右の動きを担当しているのが、腰椎2番だという事をお話しておかねばなりませんね。 
腰椎というのは背骨の腰部分で、全部で5つあるのですが、それぞれに担当している動きがあるのです。
以前に「猫背を治したいなら風邪を引けばいい」という記事を書きました。 
猫背は前後の歪みですから、担当は腰椎1番と5番。
今回は左右ですから、2番と4番。

腰椎2番というのは、消化器系の急処です。
これが狂うと、消化器系の不調が起こる。
下痢すると整いますし、腰椎2番を起点する下痢は放っておけば止まります。役割を終えた時点、つまりは体の左右差を整えた時点で止まるのです。

下痢を繰り返す原因 

下痢が癖になっている人がいるでしょう?
過敏性大腸炎とか、腸症候群だとか言いますけど、間違っている。
下痢をやり切っていないだけです。

腸ばかり観ていては、下痢の本質は分かりません。
外ばかり観ていても全体は分かりませんが、中ばかり観ていても全体はやはり分からないのです。

便秘にしろ、下痢にしろ、経過のさせ方が悪いだけ。
難しい問題ではありません。
薬とか、サプリとか、要らない事を止めるだけで、随分と良くなる。
そう指導しても、頑固にそういった類の物を止めない方は少なくありませんけど、そういう人はやっぱり治らない。
まあそれは便秘や下痢に限りませんが。

上述しました通り、下痢は止めてはいけません。やり切ったら勝手に止まる様に出来ている。
止めてしまっては左右差は治りませんから、そうするとまた下痢するしか無い。
体はそう考えます。
だから下痢の繰り返しになる訳で、そんな事は当たり前なのです。
それを腸の過敏だとか炎症だとか言うのは、馬鹿馬鹿しい。
大体、下痢で病院に行くというのも可笑しな話で、赤痢とかなら分かりますけども、下痢は体の正常な反応であって病気じゃない。余計な事さえしなければ、それで治る問題です。

腰椎4番の下痢は処置が必要

とは言いましたけど、4番を起点とする下痢は自然と止まらない事もあります。
ですから4番の下痢は止める処置も必要。
ただしそれは薬では、どうもダメな様です。薬で止めると下痢を全うできないらしく、やっぱり繰り返す。

2番の下痢なのか、4番の下痢なのか、そういう事を家庭で見分けられるといいと思うのです。
そんなに難しい事じゃないのですが、観る癖をつけておかないと分からない。

どちらにしろ、基本的に下痢は出し切るものです。
全然止まらないぞ、という場合は病院や治療院へご相談下さい。
御自分の信頼できる所へ行かれるのが良いでしょう。
病院、整体、鍼灸、指圧、カイロ、その他、全部治療方法が異なるはずですし、そもそもの考え方が違いますので。
(下痢が体の左右差を治すために起こる、というのは整体独自の理論です)

まとめ

これで腰椎に関して、1・2・4・5番の解説をしました。
3番が残っているので、また今度書きたいと思います。

体がせっかく自分で治ろうとしている働きを、余計な事をして止めている現代。
現代医療というのは、治す事をやっているとは限りません。
実はどうも、症状や痛みさえおさまれば、それで良しとする様です。
そこで止めたものが、後々になって、さらに大きな疾病となって現れるのは無視する。
症状なんて、自分の身を守るために起こしている防衛反応ですから、止めたらどうなるかは自明の理。
これは私にはとても怖い事に思えるのですが、皆さんあまり怖がらない。肝が据わってるなと驚いています。

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腰の弱りで行動力が低下する

なかなかヤル気が出なかったり、どこにも行きたくなかったり、そういった行動力の低下は腰の弱りと関係しています。
特に腰椎5番という処が深く関わるのですが、ここは背骨の中でも少し特殊。
唯一ヤコビー線(腸骨の左右上端を結ぶ線)より下に位置しており、歪み方も他とは違います。

弱りと表現しておりますが、元々弱い人も増えています。
赤ちゃんの時から弱い訳ですね。
どちらにしても、腰を強くする必要があります。
疲労によって弱らせている場合は、その疲労を抜く必要があるのです。


腰椎5番は泌尿器系との関連も深い。
だから行動力の低下する時期は、トイレが近かったりもしやすい。
前立腺肥大なども関係しています。

体運動習性で言う所の呼吸器型。前後型とも言いますが、このタイプの基点となるのは腰椎5番です。
ですから、呼吸器型の人が腰椎5番を毀すと特に大変。
今まで元気が取り柄だった様な人が、急に萎れてしまう。
バリバリ働いていた人が、トップまで登りつめた瞬間に気が抜ける。そういう時も5番が狂っている。

前後型とも言うくらいですから、やはり体の前後運動と関連が深い。
おじぎをすると顕著。
整体は結構おじぎを観察する。それだけでも分かる事は多いからです。
プロアスリートなど、前後型5種というタイプが多いから、前につんのめっている様な姿勢をしている。
おじぎをさせると面白い形になる。是非観察して欲しいです。


それで、昨日書きましたけど、腰の力は肺の力でもある。
腰が弱いのは呼吸器が弱い。
腰椎5番が狂う時、呼吸にも異常が見受けられる。浅い呼吸になるのです。
すると睡眠にも異常が出ます。
眠りが浅くなるので、当然ながら体が回復しにくい。それによる影響は多大です。

性的な行動力もやっぱり腰椎5番。
だから老人でも性欲はあるのに、それが行動には結び付けられない。その分を下ネタを喋る事に転換している。下ネタを人前で連呼している様なら、もう老人なのです。
腰椎5番1つだけでも、色々と観えてくるのです。
特に男性は腰椎5番が重要。毀さない様に気をつけたいですね。
 

肺や腰の弱い赤ちゃんが増加中

最近ちょっと気になっている事があります。
それが赤ちゃんの腰の弱さなのです。
現代人の腰が弱い事は知られている訳ですが、気にして観ていたら赤ちゃんの時から弱いのです。
歩き出す前から弱いのは、一体何故なのか?

私が観るのは、うつ伏せの姿勢。
この時の反り方が重要だと考えています。
本来の反りの頂点と違う処を使って反っている。こういう赤ちゃんが増えたと思うのです。
腰の強さは肺の強さでも有ります。
肺が弱い赤ちゃんは、他の臓器の発育にも悪影響が有る。
非常に危惧すべき問題だと、整体的には思うのです。


落ち着きの無い子供が増えましたね。大人でもですが。
じっと座っていられない。明らかに騒ぐべきで無い場であっても、何故だか騒いでしまう。それで親が怒るのですが、全然聞かない。
私から観れば腰が弱いのです。
腰が弱い人は集中力が無い。だからじっとしていられない。
当然ながら、スポーツにも勉学にも影響するでしょう。

今は予定日より早く生まれる事が普通になりました。
生まれる時から焦って生まれている。促進剤を使って急かされてもいる。
そういう事も落ち着けない事に繋がっている様にも思います。

2000gを切るくらいで産まれてくる事も増えましたね。
それでも医学の発達で十分育つ。
ですが、影響が無いかと言えば嘘になる。やっぱり早産の場合は随分と違う。身体が弱いのです。一見すると分からないくらいにはなるのですが。野口晴哉は赤ちゃんを観ると「○日早く産まれている」と分かったそうです。あるいは○時間早いと。そこまでは私は分かりません。いつか分かる様になりたい。
小さく産まれた子には、肺の発育を促す様に早い内に調整します。極軽い刺激なのですが、赤ちゃんにはそれで十分な刺激です。


整体は「待つことも技術」とよく言うのですが、ただ放置して待つのは素人のやる事。
後は芽が出て育つのを待つだけ。そういう状態にしておいてから待つ。それが重要なのです。
余分な事は一番やってはいけない。
それはどの医療でも同じはず。 

発育不良を起こしている赤ちゃんを施術する機会は結構あります。
まあ大人よりもアッサリと変化します。
一回の調整で発育が正常になる事も多いのです。

腰の弱りも発育不良です。
見つけたら早目に整えておきたい所です。時期を逃すと、十分な発育にする事はもう出来ない。そういうものも少なくありませんから。
 
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