説明不足ですいません・・・
先日、当院に通っている育児中のお母さんから質問を受けて発覚した事があります。それは、私が赤ちゃんには動物性タンパク質が重要だ!と説明しているものですから、病気の時にでも一生懸命あげようとしているというのです。確かに子供たちの発育には動物性タンパク質が不可欠なのですが、食欲の無い子に無理矢理食べさせる必要はありません。いや、これは動物性タンパクに限った事では無いのですが。子供というのは大人よりも数段野性的でして、食欲が正常なのです。必要な物を必要なだけ欲しくなる訳で、食欲が無いなら食べない方が良い時という事。
それが例えば炎症とか化膿を起こしている時で、こういう時には特に卵類を避けるべきです。鶏卵や魚卵ですね。特に化膿の場合、栄養価の高い物を食べていると、悪化する場合が多いです。
ちょっと例を出してみると、ニキビが出来ているとして、じゃあ動物性タンパク質をいっぱい取った時どうなるか?イメージしていただくと、治りそうも無い事が分かるかと思います。
やっぱり基本は赤ちゃんの裡の要求を読み応える事です。それが原則であって、だから母親は勘を育む事が重要なのです。というか、出来れば産むまでに勘を育んでおくと良いのですが。現代社会では、それは難しい話かと思います。
見た目に出てる物より中に隠れた物が怖い
ニキビを例に出しましたけど、あれは皮膚表面に出せた物ですから、別段心配いりません。怖いのは見えない身体の内側に出来た物です。だけど多くの方は、見える物ほど気にされます。仕方ない気もしますけど、中の方も気にしてやって欲しいです。整体師は「化膿活点」という腕の急処を使って、化膿しやすい状態にあるかどうかを見極めます。虫刺されとか、驚くのは毒蛇に噛まれたのでも、化膿活点を使って治療したという事例ですけど、まあ身体の中の毒を無毒化するのにも使う急処です。
ここに異常がある時は、中の状態がよろしくないという事ですから、注意が必要なのです。
まとめ
健康体であれば、身体が求める物を食べているだけで、特に何も考えなくて大丈夫です。必要量に達すれば、自然と「もう要らない」という感覚が出ますから、食べ過ぎる事も基本的にありません。だけど子供は親の匙加減で大きく変わりますから、気をつけないといけません。食べ過ぎかどうか、体型を観るだけじゃ間違える事が結構あります。痩せてても食べ過ぎの場合って少なくなくて、食べ過ぎの害は驚くほど大きいのです。(ですからメタボって、わざわざ新しく作った割に参考にならないと思ってます)
ちなみに、お腹が空いていない時に食べれば、それがどれだけ少量でも食べ過ぎですからね。大袈裟な言い方かもしれませんけど、涎が出てくるくらいまで待ってから食べる方がいいです。
もし1日全然お腹が空かなかったら、その日は1食も食べなくていい訳です。まあ、これは身体のサインがちゃんと分かる健康な人に限った話で、鈍い人は別。そういう人は、まず鈍いのを正す必要があるのです。
近年は「ブログを書いてる方でお願いします」と、私を指名してくださる方が増加しています。多くの方が読んで下さっているのだなと、嬉しく思います。
それだけに誤解を招く表現には気をつけねばと、改めて思いました。疑問点などありましたら、遠慮なく聞いて下さい。
私(院長)の予約状況ですが、今月は全て埋まっております。8月はまだ空きが十分ありますけど、何だか次々埋まっていく感じが続いていますので、私を指名の方はなるべくお早めにご予約下さい。副院長の予約状況も、実は私とあんまり変わらないくらいで、やっぱり指名の方はお急ぎ頂いた方が良いかと思います。
もちろん他のスタッフも全員私の教え子ですから、ブログに書いてある内容はほとんど頭に入っているはずです。説明はまだ上手では無いかと思いますけど、聞きたい事があったら聞いてみて下さい。