頭脳型1種・2種の休み方
ちょっと久しぶりに体運動習性について書きたいと思います。日本人に多い頭脳型ですが、特徴の1つに文系というのがあります。日本の文学作品は2種的な物が圧倒的に多いです。有名な芥川龍之介や夏目漱石など、2種の文章が好まれるのは、読み手も2種が多いからでしょう。その言葉遣いがシックリくると言うか、ピンと来る所が有るのでしょう。「吐き気を催す様な・・・」とか、まるっきり2種の表現ですね。
余談になりますけど、夏休みの宿題に多い読書感想文。私はこれで何度か賞を頂きましたけど、コツがあります。審査する人も2種が多いですから、2種が好む文章を書けばいいのです。まあ、それだけじゃないですけど。
さて、頭脳型の人は腰椎1番という、腰の一番上の椎骨を基点として動きます。この骨は上下運動に関与しておりまして、頭脳型は1種も2種も腰椎1番が突出しているものです。
これを休ませて挙げると良いのですが、一番良いのは脚を高く挙げておく事でしょう。脳疲労を軽減できます。
行儀は悪いですけど、椅子に座ったままで脚は机に置く。これがいいのです。
椅子に綺麗に座った状態では、あまり頭が働かない。椅子が向かないのですね。でも学校は机に椅子。脚が垂れた状態になります。頭脳型には可哀想な姿勢を強要されるのですから、言ってしまえばハンデになりますよね。学校生活って、ここだけ観ても公平じゃないのです。
まとめ
体運動習性って何?頭脳型って?という方は過去記事をお読み下さい。最近増えているのですけど、他の整体院で体癖を観てもらったと。それは結構なのですけど、どう考えても当てはまらない体癖を言われている。ちくま文庫から「体癖」が出版されて以降かと思いますが、体癖論が一般に普及したのは良いけれど、あまり分かっていないままに使っている人が多いのかなと。
本だけ読んで、それで当てずっぽうに言われている様な気がしてなりません。体癖診断というのは、難しいものなのです。
私は特に「動き」の専門家ですから、人の動きを観て判断する事が多いです。
今は体量配分計が無いのが普通ですから、本当に正確に診断のは困難で、経験に基づいた判断を各先生方がしているという現状です。(稀に体量配分計をお持ちの方も観える様です)
とある経営者の方に「顧客満足度を上げる様にはどうすればいいか?」と聞かれて、「どんなお客さんが多いのか?」と尋ねたら、どうも頭脳型の方が多いんですね。それで「足置きを設置すればいい」と回答した事があります。結果は上々だったそうで、クレームも減ったそうです。
こういう体癖論の使い方も面白いと思います。