アプローチ整体院ブログ

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2018年08月

頸椎5番と腰椎3番と喉

今回は頸椎5番のお話を。
頸椎は7個しかありませんから、もう頸椎のお話も終盤ですね。

5番は6番と共に喉との繋がりがあります。声帯というのは5番の方です。声がしゃがれるだとか、そういうのはこの椎骨の異常です。
私の担当している方で、以前は毎年2回ほど声が極端にしゃがれていた方がおられます。まだ若いのですが。近年はその症状が出なくなっていますが、やはり頸椎5番に異常があったのです。

前回御紹介した頸椎4番との関連で言えば、聴覚との関りも見過ごせません。難聴のお話を前回書きましたけど、高音が聞こえにくいのは4番異常ですが、低温が聞こえにくいのは5番異常なのが普通です。両方聴こえにくいという場合は二つとも異常です。頭の問題である場合が多い気がしますけども。
突発性難聴で来られた方が、観察したら脳血管異常でした。かなりハッキリとした異常がありましたが、面白いもので愉気し出したら途端に消えていきました。この方は今もたまに来てくれていますが、脳血管はほぼ気にならなくなりました。元気に仕事もしているけど当時は危機一髪!という状態でした。

頸椎は腰椎と連動しているわけですけど、頸椎5番と連動しているのは腰椎3番です。腰椎3番と言えば以前に書きましたけど「捻じり運動」を担当しています。
そういう事から、頸椎4番もですけど5番も捻じれの影響を強く受けます。捻じれというのは泌尿器系の動きですけど、だから耳鼻咽喉系統と連動するわけですね。あ、捻じれ型の子供は酷い中耳炎になりやすいですよ。上手く経過すると少し落ち着くのある子になります。これ以前に書いたかもしれませんね。

この腰椎3番と手首が関連しているのですけど、頸椎5番に異常のある人の手首は大抵異常があります。
実は私は昔やっていた体操競技で両手首を損傷をしています。こんな仕事しているのに。まあ整体を始める前のケガですから仕方ない。
そうすると頭がボーっとしたりするのです。きっと私の学校の成績が悪かったのはこのケガのせいでしょう。うん、きっとそうでしょう。
幸い今は生徒達が随分と上手になりましたから手首の調整をしてくれまして、ちゃんと締まりました。緩い手首では頭も上手く働かないので、私の様に昔手首を痛めたよ!という方は御注意下さいね。

頸椎4番と耳やアゴと偏頭痛

ようやく頸椎も4番まで来ました。
今回は頸椎4番のお話ですが、この椎骨は非常に多くのことと繋がっています。思いつく順に書いていきます。

まず耳との繋がりです。聴覚ですね。
そもそも頸椎4番は耳鼻咽喉系統の内容とは全て関係があるのですけど、私は特に耳の関係の時に4番を観ます。
耳のトラブルだけでもたくさんありますよね。難聴とか中耳炎とか。まあそういった耳のトラブル全般が頸椎4番に関係していると思っていただいて間違いはありません。中耳炎の急処という事だけで言えば内踝の辺りにありますが。

特に頸椎4番でよく調整に用いられるのが三側です。ここは「中頸」と整体では呼びまして、ここを用いる中頸操法は初心の頃に学ぶ基本的な首の操法ながら、汎用性が高く便利です。やはり首ですので愉気が中心になり、押している様に見えても押してはいけません。

アゴともよく関わっています。
アゴのトラブルと言えば顎関節症でしょう。本当は奥歯に親指を押し当て、瞬間的に矯正する様な操法が適するのでしょうけど、私はちょっとこれは抵抗があるのでやりません。代わりに頸椎4番を使って調整します。これは受け手に協力していただいて行うのですけど、タイミングや角度が非常に重要で、受け手との息が合ってないとダメです。
あと、歯も頸椎4番の関連ですが、虫歯は肝臓異常なので頸椎4番を調えるだけではどうにもなりません。歯痛という事で言えば上肢4番が使えます。初心の頃に学ぶ「上肢の型」で結構です。

偏頭痛に悩まされている方は多いと思いますが、これも頸椎4番異常です。頭痛と言えば頸椎2番なのですが、偏頭痛は4番なのです。
原因は様々なので一概には言えませんが、骨盤や股関節の異常から頸椎4番を狂わせ偏頭痛になるケースは少なくありません。
偏頭痛に悩まされている方が同時に生理痛でも悩んでいるケースも目立ちますが、これは原因が同じだからです。全然別個の症状に思えるかもしれませんが、実は繋がっているのです。
御自分でできる調整方法は「蒸しタオル療法」です。また出た!と思われた方もおられるでしょうが、まあ整体のセルフケアと言えば蒸しタオルですよね。愉気ができる方はもちろん愉気で良いのですが。
小さく折りたたんだ蒸しタオルを後頭部にある窪みに当てます。位置は頸椎を下から上に辿っていって行き止まりなる辺りです。(この窪みが感じられない様な人は軽症とは程遠い状態ですから、この場合はプロに御相談ください)
時間的には6分を限界として火傷しない程度で行って下さい。火傷しないために時々タオルを頭から離し、また当ての繰り返しで。その後、もう一度蒸しタオルを作り直して頸椎4番に当てます。これも6分を上限に。最後にもう一度蒸しタオルを作り、今度は目に当てます。終わり。
蒸しタオル以外でしたら足湯をオススメします。全身浴(普通の入浴)の温度よりも2度ほど高いお湯で、踝が浸かるくらいの湯量を準備します。皮膚が赤くなるまで浸け、赤くなったら終えます。片側だけが白いままでしたらそちらだけを続行。お湯が冷めてしまうとダメなので、差し湯しながら行いましょう。

頸椎3番と生殖器と鼻

9月23日(日)に行う妊活講座の内容に少し触れてしまいますが、講座に参加予定の方も予習くらいの気持ちで読んでいただければと思います。

頸椎3番は腰椎3番と同様に捻る事に関係しています。もちろん頸椎なので首の捻りです。
しかし捻る事に関わっているからといって、捻ってもいないのに捻じれているのは異常なわけです。
ここは鼻と深く関わっているのですが、捻じれている側の鼻は詰まります。鼻詰まりが癖になっている様な方は頸椎3番の捻じれを疑います。

また、鼻というのは生殖器系統と密接に関わっています。ですから当然ながら頸椎3番と生殖器系統も密接な関りがあります。
例えば蓄膿症は生殖器系の衰えです。頸椎3番三側を観ますと異常が見つかるでしょう。見つけたら愉気してみてください。とりあえずは良くなるでしょう。
しかし根本的な問題が生殖器系にありますから、そちらを調えないといけません。そのためにはまず、自慰行為を控えて下さい。性行為は強張った背骨が緩む効果があるのですが、自慰行為の場合は萎縮します。
この前、女性には分かり難いと思うけれど二人での性行為と一人での自慰行為は全然違うのだ、という話を書いたと思います。(あれ?書きましたよね?授業で話しただけだったかも・・・)
その意味が整体的に言うとこういう背景があるわけですね。
ただし二人での場合でも背骨が緩むのは、その行為がノーマルな場合です。アブノーマルな場合は一人での場合と同じ様に萎縮します。というのが一般論なのですけど、私がふと思うのはアブノーマルも色々あるけれど、その違いによっても影響の出方は随分違うだろうなと。詳しく聞く機会がありませんので分かりませんが。

生殖器系の異常で当院に来られる方は結構多いのですけど、1つ簡単な判断基準を紹介したいと思います。臭いに鈍くなってきたと感じる方は注意が必要ですよ。理由は上述した通り鼻と生殖器が深く関わっているからです。
逆に臭いに過敏なのも異常なのですけどね。


また長くなってきたのでこれだけ。
食欲と性欲も密接に関わっています。食べ過ぎると「胃に蓋をする」なんて表現するのですけど、匂いに鈍感になります。それによって食欲を抑えようという無意識の反応なのですが、現代人は身体が常に鈍いためにその反応も無視して食べ続けます。そのためそのツケが生殖器まで回ってくるのです。
妊活中の方は食べ過ぎに注意して下さい。何か栄養をしっかり摂らねばならぬと勘違いして、却って余分に食べる様にしている方がおられますが間違いです。もちろん量が少なくともサプリなどで補給しておればそれも食べ過ぎになります。
私が観てきた限りでは、こうした影響によって生殖器系統を毀している方は非常に多かったです。

・・・胸椎3番と連動して頸椎3番は肺とも関係しています。すいません、これだけって書いておいて。
でも、鼻と肺の関りは書かずとも分かりますからいっか。


頸椎2番と脳の血流と風邪と発達障害

スタッフが担当していた方が「子供が風邪をひいたので病院で貰った薬を飲ましていたけど、繰り返し風邪をひくのでどうしたら良いのか?」という話をしていました。
横で聞いていたのですが、担当スタッフが「薬を飲ますからちゃんと治らないのですよ。しっかり熱を出し切ればいいだけです」と答えておりました。その通りですね。
必要以上に発熱を怖がる方が多いですが、熱というのは上がりきったら下がるのです。上がり切らせないから何度も上がろうとするし、解熱しようとするから免疫力も低下して何度もぶり返す。
前にも書きましたけど、風邪の特効薬なんてこの世に存在しません。風邪の症状を止めようとする薬があるだけです。しかし風邪の症状は身体をリセットしようとして出ているわけですから、あの症状はむしろ必要なわけです。それを止めようなんて愚の骨頂でしょう。

今回は頸椎2番の話なのに風邪の話なんてしてどうした?と思われたかもしれませんが、この話は頸椎2番の話に繋がっています。
頸椎2番というのは脳の血流と深く関係しているのですが、右側は脳に昇った血が降りる事に関与しています。そこに異常が出たとしたら血が降りにくくなってしまう。発熱の場合ですと熱が下がりにくい状態になります。あるいは血圧が下がりにくくなる。脳充血状態になる事で頭痛にもなる。
体温を下げる、というだけでしたら胸椎を使えば良いのですが、これは禁忌とされています。整体においては熱は下げてはいけないとされているからです。
ちなみに高熱が長く続く状態というのは頸椎2番が酷く硬直している状態です。熱を上手に経過させますと硬直していた頸椎2番も緩みます。

頸椎2番の左側は脳に向かう血流に関与しています。ここに異常があれば脳貧血状態になります。
これは説明が要らないくらいポピュラーな症状ですね。
脳に血が行かないために脳の活動も低下します。試験などの時期にこうした異常があれば大変に不利ですね。

また、以前にも書きましたが私は発達障害を頸椎2番異常だと考えています。経験上ですが、発達障害の子供には共通してここの異常が生じているためです。一般の方でも触れるとすぐに異常を感じるだろうと思います。

さらに頸椎2番はその下の頸椎3番と共に鼻とも深く関わっています。そもそも鼻と脳の関連も深いのですから、そこに特に疑問は無いかとは思います。
当院にも花粉症だとか鼻炎とかの相談は多く寄せられているのですが、その原因の1つには頸椎2番の異常が関わっています。
もっと整体において頸椎2番でポピュラーなのは「目」です。非常に深く目と関わっていますので、目を酷使する現代人はここを狂わせている人が非常に多いのでしょう。花粉症がこれほど多いのもこれが理由だと思います。道がアスファルトになったからだとか、色々と学者が原因を調べて語っておりますけど、整体的に言えば首の狂いや乾きの方が問題じゃないのか?と思います。


急処の話で言いますと、ここは脳活帰神法で用います。癲癇やひきつけと呼ばれる発作の調整に用いるのですが、要するに息はしているけど気を失っている人に対する気付けです。
現代の整体院では使う機会はほとんどないと思いますが、嗜みとして授業では指導しています。
また、頸椎2番三側は上頸と呼ばれ、そこを用いる上頸操法は首の操法の基本中の基本となっています。
上述した様な症状達はたいがい、この上頸操法で対応できます。そう、風邪もです。そもそも風邪なんてものは季節の変わり目や偏り疲労が生じる度にひいて即治るのが良いのですが。一晩寝て起きた時にまだ風邪をひいているなんてのは鈍い身体です。鈍くなっている現代人でも2~3日の間には治る様にはしておきたい。プロですと1回の風邪に通常かかる時間は15分程度だと思います。だから整体師が風邪をひいている所を観る機会は極端に少ないわけですね。お会いする頃には治っているから。
風邪をひかない様に!なんてのは西洋医学的です。ひくけれど即治る身体にしておくのが整体的です。

最後に1つ言っておかねばならないと思うのが、2番に限りませんけど、頸椎というのは首です。ここまで書いてきた様に非常に大切な所であり、命に直結します。
ですから、まあ身体はどこであっても丁寧に扱わねばなりませんが、首は特に丁寧に扱うべきでしょう。整体から観るとかなり雑に扱っていると言わざるを得ない手技療術(マッサージ、整骨、鍼灸、カイロプラクティック、その他)をよく観ます。それをyoutubeなどに平気でアップしていたりしている場合もありますから、そもそもの認識に問題がありますよね。それどころかテレビなんかにも登場してますけど・・・。昔見たテレビ番組にゴッドハンドと呼ばれて登場した柔整師(接骨院・整骨院の先生)の方が首を力強く引っ張ったりしていて、物凄く怖くなったのを覚えています。
原則として、首は押したり揉んだりするもんじゃありません。整体の場合でしたら愉気で調整します。押している様に見えても押していない型。一般の方にこの表現が伝わらなくても普通かと思いますが、プロの方でこの意味が分からない人には自分の身体を任せようとは思いません。


とっても長くなりましたが御安心下さい。いくら頸椎といえどここまで長く書くのは2番だけですので。それくらい重要な椎骨なので、もっと書いてもいいかとも思ったのですが長過ぎて読むのが大変になりますからこの辺で。


脳と頚椎1番

前回まで腰椎の話を1つ1つしていったので、今回から頚椎(首)についてやりたいと思います。
頚椎は全部で7個ありますので7回に分けて解説を。
まあ、間にお知らせを挟むかもしれませんが。

まず頚椎の一番上にあるのが頚椎1番ですが、この椎骨は外側触れる事が普通はできません。触れられたとしたら異常です。
ここは脳と深く連動していますので、頚椎1番の異常は脳の異常と観ます。何らかの知能障害や命に関わる様な脳疾患です。
つまり頚椎1番の異常はそれほど怖いわけですね。

怖い事を言いましたが、まずそれを疑ってかかるという事で、全てが命に関わる様な重篤な症状ではありません。
例えば、鬱症状やヒステリーなども頚椎1番に原因がある場合があります。
それから斜視や目眩もここの問題である事があります。

調整としては直接触れられないので、愉気にて行います。
最近は頚椎1番の調整を子供や若い方に行う機会が増えてきたと感じています。心配ですね・・・。
(心配・不安というのも頚椎1番と関わります)
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