アプローチ整体院ブログ

三重県四日市市で一流プロスポーツ選手のケア&トレーニング指導を行っている整体院&整体スクールのブログ! 妊娠・出産・育児に関連する事を特に得意としています。 三重県で本格的な整体を受けたい、学びたいならアプローチ整体院へ!

2015年11月

握力と転びにくさの関連性

若い人でも無関係ではありません

「転ぶ」という話になりますと、若者は「自分には関係ない」という顔をします。けれど無関係ではないのです。
というのも、最近は若い人でも老人体型になっているため、動きも老人の様なのです。分かりやすいのが骨盤ですが、若い骨盤は黒人の身体の様にしっかり反りがあるのです。(骨盤の前傾)
それが老人にはなくなって丸くなります。(骨盤の後傾)

老人体型になりますと、自然と膝が曲がります。それで重心を無意識に調整しているのです。
それでこの姿勢ですと歩幅が小さくなり、独特の歩行になります。老人がするなら普通ですが、若い人がしているから驚きでした。今は見慣れましたけど。
これは男女問わずです。

握力との関連

身体はアチコチで連動しているのですが、手と足も連動しています。握力というのは握る力ですが、足に換算すると指で地面を掴む力なのです。老化するとその力が弱くなります。

足の親指というのは、人間と猿との大きな違いです。人間は二足歩行ですが、これは親指の発達のおかげで成し遂げられた偉業なのです。猿は小指側と踵の2点で身体を支えるため、立てはするものの不安定で、歩行時には手を着きます。人間はさらに親指も合わせて3点で支えるために安定していて、それで直立二足歩行が出来ます。

それが最近では、せっかく得た親指の力を使わずに、退化させてしまっている人が増えています。以前「猿化している」なんて表現をしましたけど、これは本当に危機感を持つべき事柄だと思っています。

まとめ

握力を鍛えるのも簡単ですが、直接的に足指を鍛えるのを私は推奨します。
別に何でもいいのですが、例えばティッシュなんかが床に落ちているとします。それを足で握ってゴミ箱に捨てる。たったこれだけの動作でも、足指を鍛える事ができ、それが転倒防止に繋がるのです。(転倒防止以外の効果も期待できるでしょう。運動機能向上には親指の力が欠かせないと考えています)

あと、昔から私が実践しているのは、靴下を足で脱いで洗濯籠に入れる事。行儀が悪いと思われる方もいるでしょうけど、身体の事を考えるならば、非常に有効な手段なのです。
お試しいただければと思います。

 

乾布摩擦は不健康法

寒さに強くなるのではない!

今はやる人は少ないかもしれませんが、乾布摩擦はオススメできません。
アレをしますと寒さに強くなるイメージがあるかと思いますが、そうではなくて鈍くなるのです。寒さを感じにくくするため、センサーを毀している作業なわけです。

寒いと感じなくても、実際には冷えるので危険。寒いと感じられれば防寒します。だけど鈍いので防寒をしない。だからずっと冷え続けるのです。どう考えても危険でしょう。
しかも寒空の下で、凍えながら乾布摩擦をするのは、大変危険だと思います。根性は付くのかもしれませんが。


防寒のし過ぎも考え物

何でもそうですが、やり過ぎは禁物。
冷えは健康の大敵ですけど、守り過ぎては弱くなる。整体の健康観に「守らず・庇わず・補わず」という言葉がありまして、自らを弱いものと見立ててしまうと、本当に弱くなってしまうのです。
ですから自発的に寒空にさらされる事も、時として必要です。

自発的というのが重要で、誰かにやらされている感じでは悪影響の方が強くなります。その辺がいわゆる「気の持ちよう」なのですが、それが身体に大きく影響するので面白いですね。

まとめ

冷え性の方は非常に多く、当院に寄せられる相談件数もかなりのものです。
乾布摩擦がダメなら、何が良いのか?
簡単に自宅で出来る方法としては、足湯がオススメ。踝が浸かるくらいの湯量で、両足がしっかり赤くなるまで行います。6分やって赤くならないようでしたら、それは湯温が低いのです。入浴温度よりも3度高い湯で行うのが目安です。

もう1つは、筋肉量を増やす事です。というのも、筋肉が熱を生むからです。
筋肉の量が多ければそれだけ熱をたくさん生みますから、冷え対策に繋がるという事ですね。
ちょっと努力が必要な方法ですけど。
 

空腹の心地よさ

満腹は苦しい

現代人は身体のアチコチのセンサーが毀れています。食に関するセンサーは、この話が分かりやすいポイントかと思います。
昔から「腹八分目」という言葉があり、耳にした事があるでしょう。満腹まで食べるのは、健康上よろしくない。皆さん御存知のはずなのに、何故か限界まで食べます。

整体には「空腹の快」という言葉があります。満腹は苦しい事で、空腹には快があると。ずっと空腹では心地よさは無くなりますけど、一時の空腹には快があるものです。そしてそのタイミングで食事を摂るから、しっかりと味を感じられる。それでようやく本当の味覚が発揮されるわけで、色んな料理を食べた人の味覚が正しい訳ではない。

味が分かることは、食べてはいけない物を避ける能力の発揮にも繋がります。逆に言えば、そういうタイミングでなければ、危険な物もそうとは分からずに食べてしまう。
この間、私の担当する方が「最近水の味が分かる様になりました」と言いました。その反対に「水に味なんてありますか?」と言う人もいます。健康な人にはわずかな味も感じ取れる。それだけ敏感なのです。鈍感な人は大味でなければ感じ取れない。それでどうしても不健康な食生活になるのです。

いっぱい食べたらいっぱい水分が必要になる

1日2リットルの水を飲むべきだ、という話もありますけど、そういう言い方は正しくない。飲み方の指定がないですし、その時々で必要量は異なるからです。
食事量と必要な水分量は相対関係にあり、食べる量が多いほど必要な水分量も多くなります。

整体から観れば、現代人のほとんどは食べ過ぎです。昔の人より身体を全然使わないのに、昔の人と比べ、異常なほどの栄養を摂ります。使わないのに摂るのですから、当然余る。余った分は脂肪になったりして、身体に蓄えられる分もありますけど、外に排泄される分もある。蓄えられ過ぎるのも問題ですけど、排泄機能だって疲れるのです。「どうせ外に出て行くから大丈夫」という考えの人も少なくありませんが、これは大きな間違いでしょう。余分に毎日働かされたら、毀れてしまうのは人間本体と同じです。

お茶と水を同じ様な物と思っている人も多いですね。お茶は嗜好品と思った方がいい。水とは全然違うのです。特にもう冬になりましたけど、冬は水が大事な季節。白湯でもないですよ。水です。

まとめ

昔は食べ物が足りない時代でしたから、残さず食べるというイメージでちょうど良かったかもしれません。しかし今は食べ物が溢れています。出てきた物を全部食べていたら食べ過ぎます。子供が残した物を「もったいない」と言いながら食べる親も多いけれど、それで身体を毀す方がもったいないでしょう。
食べ過ぎると身体が乾くわけですが、それは美容にも直結する話。食べ過ぎて毀して、美容に多額のお金を注ぎ込むのはナンセンスかと思います。食事量は大人ならば自分の意思でコントロールできる事ですから。

食べ過ぎてもいないし、水分補給もちゃんとやっている。それでも乾く人もおります。そういう人は水が身体に馴染みにくい状態にある。この場合は調整が必要です。

身体が求めているかどうかに関わらず、時間だからと食べる人が多いですね。それを規則正しいと良い事のように言われますが、自然にかなっていない食事ですから、健康的とは言えません。
「1日何食が理想ですか?」とも聞かれます。その日によって違う、というのが答えになります。1食もいらない日だってあります。
整体生活の基本は、身体の要求を読み従うことなのです。


 

梅毒が若い女性の中で急増中!

死産や障害にも繋がる可能性も

まずはこちらの記事をご覧いただきたい。
ここに書かれている通り、今年の10月時点で昨年1年間の患者数を超えており、現在の調査方法になって以降の最高患者数となっている。
2011年から急激に増え続け、下がる気配も無い。


梅毒については以前も書いたけれど、整体では以前から危険視している病気です。
親から子へと受け継がれてしまう事もある梅毒は、死産や障害に繋がる可能性がある事が西洋医学でも指摘されています。
整体の場合は、これが異常心理の原因となる事も指摘している訳ですが、これについては今のところ西洋医学では考えていない様子。

この記事でも予防を促しているが、現代の養生観が引き起こした結果と観ています。梅毒に限った訳ではなく、予防の仕方を間違っているのではないか?というのが整体からの見方です。
菌やウイルスを怖がり過ぎていると言いますか、とにかく遠ざけようとした結果、現代人の身体は抵抗力が低くなり弱くなってしまったと。他国ではそこまで顕著では無いのは、日本人特有の神経質さだと思います。
とにかく除菌・殺菌とやり過ぎていると、そう思うのです。実際には全ての菌やウイルスを避ける事はできないのに、顕微鏡での拡大図をオドロオドロした効果音なんか付けて恐怖心を煽ってきた結果でしょう。


思春期までに一度は高熱を

整体が昔から言っている事ですが、発熱というのは健康を作るために非常に有効なのです。整体が言う発熱は39度以上のことであり、38度台では微熱と考えます。(当初は39.5度以上だった)

そして思春期までに一度は出しておきたい高熱というのは、40度以上です。41度近い高熱が欲しい。
それによって整体では「梅毒素質」と呼びますけど、これを無害化することになると考えているのです。
まあ、もちろん整体は民間療法という扱いであり、科学的根拠が無いと言われればそれまでなのですが。しかし近年になって整体が昔から行ってきた事が科学的にも認められるようになり、今回の梅毒患者増加も指摘していた通り。今はまだ科学的に根拠が無いと言われている事も、西洋医学・科学が進歩するごとに証明される結果になると思っています。現在までの歴史を紐解くと、常にそういう結果になっているからです。

そういう訳ですから、整体を信じられないという方は無視していただければいいのですが、そうでなければ高熱を出すことで予防するという話も、1つ覚えておいて欲しいと思います。

まとめ

西洋医学とは全く異なる整体ですが、だんだんと近づいてきていると感じます。もちろん健康観の出発点から違うし、人間というもの自体の捉え方から違うので、完全に一致する事は難しいでしょう。それでも同じく人の健康を願うものですから、最終的には一つところに集約されるはずだと思います。
予防接種については、本当にもう一度慎重に見直して欲しい所です。

梅毒の増加は、社会的な環境悪化も一因のはず。
よりよい国になっていって欲しいと願います。

酒を飲んで肝臓が腫れないのは異常

腫れるのが正常です

そろそろ忘年会シーズンですね。すでにやった人も多いかも。
私は酒を飲みませんから、その楽しみがあまり分からないですけど、好きな人はガブガブと飲みますね。ちょっと羨ましい。
それで二日酔いにでもなれば飲み過ぎたと誰でも分かりますけど、そうでなければ判断が難しいのかもしれません。

酒を飲むと肝臓が腫れる。これに異論は無いと思いますけど、逆に腫れないのは異常なのです。腫れないのは肝硬変、肝機能障害を示唆していると整体は考えています。

私は昨日、高校時代の部活の集まりがあって参加したのですが、顧問の先生が大の酒飲みでして、まあ心配になるくらいに飲むのです。どうみても酒に強いのですが、それでもパっと観たら随分と肝臓が腫れている。昨日飲みだす前から腫れているので、これは常習的に負担をかけている事が明らかです。まあ、病気になろうがなんだろうが、酒は止めない人だと思ってますけど。

まとめ

整体では、酒は飲み方が重要だと考えています。飲まないなら飲まないでいいのですが、どうせ飲むならば何かで割る事はしない方がいいと。それでチビチビと飲んでいく事を推奨しています。

酒を使った療法は指導が難しい。単純に決まった手順で指導すればいい訳じゃないので。
ブランデー療法なんてのもあるのですが、ただブランデーを飲めばいいのだったら簡単なのに、そうじゃないのです。

何が身体に良いとか悪いとか、ブームが次々に起こされる訳ですけど、ブームというのは仕掛け人がいる訳で、本当に良いならブームなんて無いはず。それは分かっているはずなのに、それでもやっぱり乗っかってしまうのは、芯になる健康観が無いためかと。
1つの物が、その時々や使い方で良くも悪くもなる。それが真実だと思います。

 
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