アプローチ整体院ブログ

三重県四日市市で一流プロスポーツ選手のケア&トレーニング指導を行っている整体院&整体スクールのブログ! 妊娠・出産・育児に関連する事を特に得意としています。 三重県で本格的な整体を受けたい、学びたいならアプローチ整体院へ!

2015年01月

【整体から観る】子宮筋腫の原因と対策

子宮筋腫の原因

女性は男性と違い、体力を余らせると体が毀れていきます。
余った体力が攻撃を仕掛けるのです。
ですから女性は特に体力を余らせない様な工夫が、健康体を作るのに不可欠。

そして子宮筋腫の原因も、整体から観ると、体力の余り。
それによって骨盤が変化する。
特徴的な骨盤に。
見た目も手応えも、余りを感じる様になります。

さらに性ホルモンの急処である胸椎11番(背骨のうち、肋骨と繋がっている所を胸椎と言う。全部で12個)。
ここの異常感と骨盤の変動が繋がるのです。

子宮筋腫の対処

原因が分かれば対処も出来ますね。
世間一般では切除する事になるらしいですが、その場合は原因をどの様に考えているのでしょう?

整体での対処法ですが、体力の消費です。
しかしそれは運動に限った事ではありません。
私が最近オススメしているのは、「ネイルでもしてはどうでしょう?」という事です。
前から奨めているのは、「ショッピングすればいいんですよ」です。

ネイルというのは見せる物というより、自分で見る事に意味があると思っています。
「自分は女性らしい」
と感じている事が大事。それを度々感じられるから、ネイルは結構いいと思うのです。
ただし職業柄、ネイルは出来ないという方もおります。
だからこれは一例であって、他の方法だっていい。

ショッピングの場合は、必ず自分の物を買って下さい。
特に女性特有の物がオススメです。
普段は着ない様な派手目の服など、いいと思います。


「こんな事で体力の消費になるんですか?」
と、皆さん聞かれるのですが、なります。
整体では、体力の元は性体力だと考えています。性体力と言っても性欲の事では無くて、男性なら男性的、女性なら女性的な事をすれば消費されます。

女性なら友達とお喋りするのも良い。
特に「オチの無い話」がいいのです。オチを付けるのは男性的ですから、これでは良くない。
時間を忘れて、ガッツリ楽しめばOKです。

旦那さんに注意して欲しい事

子宮筋腫の原因は旦那に有ると言っても過言ではありません。
旦那が奥さんを女性的に扱わなくなると、子宮筋腫になりやすいからです。

ここで注意して欲しいのは、「母親的な扱いと女性的な扱いは別物」という事です。
子供が生まれると、奥さんの事を「お母さん」と呼んだり「ママ」と呼んだりする家庭がありますが、これはオススメできません。
ドラマの昼顔では、子供がいない家庭でしたが旦那が奥さんをママと呼んでいました。これに奥さんは不満を持っていましたが、そこはリアルな気がしました。

冗談のつもりで「おっさんみたいやな」などと言う方もおりますが、笑ってくれている奥さんも、潜在意識的にストレスが溜まります。
ストレスというのは無意識の物ほど怖い。
冗談にならないので、止めておくべきでしょう。

整体で行う事

上記の様なアドバイスも行うし、これがかなり重要な部分だと思うのですが、もちろん手技での対処もします。
骨盤と胸椎11番に異常が出ると最初に書きました通りで、この2つの調整を主に行います。

その他、「婦人科系の急処」とか「女性の急処」と呼ばれる部位があります。
特に足首です。
ほとんどの場合、ここにも異常感があります。
その処置を行います。

技術を文字で表すのは困難ですが、全部地味な技術です。
というか、整体は全部地味ですけど・・・
痛みを伴う技術はありません。
もちろん、骨を鳴らす事もしません。

ハッキリ言えば、正しい場処に手を置けば、それだけでも効果があります。
まあ、そうするためには「手の訓練」が予め必要ですが。
(卒業生の皆さんは、今もちゃんとやってますでしょうか?感覚が鈍らない様に気を付けて下さいね)

まとめ

私は毎日、産後の女性の施術をしています。
それで体を観ていると、「旦那と喧嘩でもしましたか?」と気になる場合が結構あります。
聞いても良さそうな方なら、そのまま聞いてみます。
やはり喧嘩している。もしくは、「喧嘩では無いけど、最近不仲です」という場合もある。

そういう時は、必ず婦人科関連の部位に異常感があります。
男性と違い、ホルモンの状況が常に関与するのが女性。男女差、というより、男女は別の生き物と言えるくらい違います。
だから男性の施術が出来るからと言って、女性の施術も出来るとは限らない。難易度は女性の方が格段に高い。
男性と同じ様に、女性を扱っている治療家が多い様ですが、もう一度考え直した方が良いかと思います。

何かご質問等ありましたら、気軽にして下さいね。

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当院併設の中国語教室の生徒が中国語検定3級に合格しました!

中国語検定(HSK)とは?

今回、花火中国語教室(当院に併設している中国語教室)の生徒が受けた検定は、HSKと呼ばれる物です。
中国政府公認資格で、世界基準の資格です。
1~6級まであり、今回生徒が合格したのは3級。これは、基本的な日常会話で困らない程度のレベルだと言われています。旅行程度なら十分という事。
6級が最上位で、これは中国人と普通に会話出来るレベルと言われています。

実は今回、試験対策は一切行いませんでした。
というのも、この生徒は検定合格を目的に受講している訳ではありませんので、受験する事を講師も知らなかったのです。
先日、合格証を持って来られて、「えっ?受けてたの?しかも3級合格したの?」という感じで驚いたのです。
大体月に3回くらい受講している方で、対策無しに合格するとは驚き。しかも完全に理系の人なのに。

他の生徒も触発された?

当教室はマンツーマン専門なので、他の生徒はこの生徒の事を直接は知りません。
しかしHSKに合格した事を他の生徒に伝えると、「私も頑張ります」と触発された様子。
趣味で学ぶ人も多いけれど、せっかく勉強しているのだから資格を取りたいという気持ちになるのでしょう。

もちろん、当教室は資格合格率なども謳っておりませんから、別に受験して欲しいと促す事もありません。
だから気軽に学んでいただければOKです。
対策無しで合格する方が本当の実力だと思いますし、それで十分受かる様ですから、その方がいいでしょうね。

講師は全員ネイティブスピーカー

日本人で中国語を話せる方が教えている教室もありますが、当教室は全員中国人です。
「それだと日本語での会話が心配」
と言われる方もおりますが、講師は日本語検定1級(最上位)を取得しておりますし、その辺りは心配要りません。(もちろん、特殊な言い回し等をした場合に伝わり難い場合はありますが)

中国語は特別に発音が難しい言語ですから、やっぱりネイティブスピーカーの発音を聞いて学ぶ方が良いと思っています。
日本語でも何語でもそうでしょうが、言葉は時代と共に変化していきます。
テキスト通りの言葉は、今では使われない場合も多々あります。
そういう古い言葉を学んでも、実際に中国語でのコミュニケーションを取るのは困難です。

妻のブログを紹介

妻が当教室の代表講師をやっています。
ブログもやっているので、ここで紹介しておきます。
花火中国語教室ブログ

少し整体の記事もありますし、中国文化の紹介などもしています。
ついでにHPも覗いてみて下さいね。

まとめ

当中国語教室は当整体院に併設しておりますから、整体を受けに来てもらった時に、奥から中国語が少し聴こえてくる事が有るかもしれません。

日本の場合、東京弁と標準語は同じ意味かもしれませんが、中国の場合は北京語が標準語という訳ではありません。
標準語は標準語でちゃんと別にあるのです。そういう政府認定の試験もあるくらいです。
北京語を学んで他の地域に行くと、ちょっと不便かと思います。
ご注意ください。

という訳で、アプローチ整体院と同様に、花火中国語教室もよろしくお願いします。
(本校は三重県四日市ですが、三重県内であれば、津や伊勢でも他の講師によるレッスンが可能です)

chineselogo 

高熱を出して精神疾患を予防!精神疾患の原因は遺伝性梅毒

精神疾患の予防法

実は昭和初期の段階で、現代において精神疾患が急増すると分かっていた。整体の創始者である野口晴哉が、早い段階で指摘していたのです。
何を観てそう言っていたか?と言うと、それが遺伝性梅毒なのです。

梅毒は性病として有名ですけど、梅毒因子と言いましょうか、遺伝的にその要素を持つ人がいる訳ですね。
普通は成長期の段階で、1度高熱を出し、その熱によって解毒され無害になる。
それが今の時代は、熱を出さない様にとか、高熱にまでならない様に下げるなど、熱の性質を知らないのではないか?と思える様な逆の事をしています。
この事が精神疾患を急増させる原因となっている。整体学ではそう考えています。

野口晴哉の時代には、まだ精神疾患はメジャーではありませんでしたが、その頃から今の現状を指摘していた訳です。
実際にそうなった訳で、信憑性は高いと思っています。
整体が言う事は、いつも当時笑われ、数十年経ってから科学的な証明をされ、「常識」になる。しかし整体が提唱していた事だ、とは言われず、世間一般に知られる事もありませんでした。
(代表的な事例として、ストレス学説、骨盤の歪み、火傷痕と女性ホルモンの関係、骨折とボール紙での簡易固定などがあります)
今はこうやってネットがありますから、多少は知っていただく機会が有るのかな?と感じ、そう思うと有り難い時代になったのだなと思います。

41度が目安

高熱と表現しましたが、目安は41度なのです。かなり高いですね。
でも、私も4歳の時に出しておりますし、友人や生徒に聞いてみても、子供時代にそれくらいの熱を1度出している人は結構多い。
そういう人の中に、精神疾患の人は1人もいない。
お客さんの中で、精神疾患でも無いのに、心療内科でそう診断されている人がおりましたが、適当な診断は止めて欲しいものです。鬱状態と鬱病の違いも分からないなら、専門家とは言えないと思うのです。血液検査でも分かる様になったそうですから、それならちゃんと導入すべきでしょう。

しかし現代人は熱を出す力も無くなっていますから、41度を出したくとも出せない。
熱というのは生きている証ですから、それが低いというのは生命力が低い事と同じでしょう。
この前も、数回来ているお客さんが「数十年ぶりに熱が出て大変だった。37.8度も出たんです」と言う。低すぎますね・・・
低いけれど、数十年出せなかった熱が出せる様になったのですから、進歩です。まだ時間がかかりそうですが。

熱の出し方

熱の性質として、上がり切ったら下がる、というのがあります。
だから熱は下げようとしてはダメ。上げ切る様に持っていかないと。
解熱剤を使って下げた。治ったと思っていたら、また出てきた。そういう人は多いですが、出切っていないから上がるのは当たり前です。
熱自体は病気ではありません。体を守るために、頑張って出しているのですから、それを下げるのは本末転倒。自分で自分の邪魔をしている。
そんな訳の分からない事を繰り返ししているから、いよいよ体も心も狂ってくる。

8割方熱が出てきた時に、後頭部に蒸しタオルを置いて下さい。
それで熱の出し切り誘導になりますから。
以前書きましたけど、手足の温度と頭の温度の違いで、熱がまだ上がるのか?もう下がっていくのか分かります。興味の有る方は過去記事をお読み下さい。(記事検索機能を使うと便利)

風邪を引いても熱が出ない人は、もう老化して弱っています。生命力自体が足りなくなっている。
人間ドックとか健康診断で異常の見つかっていない人でも、これでは健康とは言えない。見つかっていない事と無病は違うし、無病であっても健康とは言えない。
有り難がって高額な健診を受ける人の気持ちは分からない。それなら自分で健康チェックを出来る様に、ちょっと勉強すればいいだけなのに。


高熱で体がシンドイ場合は、おでこのちょっと上、髪の毛の生え際の中央を冷やして下さい。
ここは冷やしても熱が下がりません。
じゃあ何のために冷やすか?と言えば、体力の消耗を抑えるためです。
医者は「おでこを冷やしても熱は下がらないから、それは間違いだ」と言いますが、下げたくないから、そこを冷やすのです。

熱が下がった後に注意

熱が出ている時は抵抗力が強い。だからその時は活動していてもいい。
逆に下がってからの6~8時間は安静にすべき。
平熱以下になるので、抵抗力が最も弱い時だから。

逆の事をしている人が多いのでは無いでしょうか?

まとめ

一般常識とは随分違うかと思いますが、これが整体学の意見です。
高熱が出た子供を、「熱が出るのは自然な事だから大丈夫」と思い、様子を見守っていた。そうママ友達に言ったら「それは虐待じゃないの!?」と怒られた。そんな話を聞きました。
知らないというのは、本当に怖い事です。

大丈夫かどうか?
それくらいは判断できる様に、少し知っておく必要がある気もします。
子供を大事にしている気で、実は子供の一生を左右する様な、不健康体にする事をしている。不妊症のリスクを格段に挙げる様な事も、よかれと思ってやっている。

熱が出るのは正常とは言え、熱の時にはシンドイものです。
熱を出している子供を放置するのは、正しいとは言えません。やはり抱っこがいい。
危険を知らせる熱もありますから、状態チェックはしてあげて下さいね。

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人間はコマの様なもの:老化と姿勢の話

西洋医学と整体学の違いもコマ

最近は正月でもコマ回しを見かけませんが、人間とはコマの様だと思います。
コマは勢い良く回っている時は、安定して立っています。これは若くエネルギーの有る時の人間。
コマは勢いを失うと不安定になり、やがて倒れます。これは老いて死に向かっている人間の様子。
(若くてもエネルギーの無い方が増えましたが・・・)

西洋医学と整体学の違いもコマの様子で説明が出来ます。
西洋医学はコマという物体に着目し研究した学問。止まっているコマを研究した様。
整体学はコマが回る力とそれによって立つ所に着目し研究した学問。回っているコマを研究した様。

西洋医学の元になるのは解剖学。
これはそもそも死体を解剖して分かってきた事で出来ている。だから止まったコマを、「コマってどんな構造なんだ?」と調べた様子な訳です。
整体学は人間の生きている様子自体に興味を持って調べた訳です。生きた人間は物じゃありませんから、目に見えない心の動きも影響するし、1人で生きている訳じゃないから、1個体だけ調べても分からない事が多い。

人間と物の違い

もうちょっと細かい所を言えば、西洋医学はコマを構成する材料を個別で調べた。個別に調べた物を集めたら全体の構造が分かると考えた。
コマなどの「物」ならそれで良いでしょう。
しかし人間は物では無い。 
五臓六腑、四肢五体の集合が人間なのでは無いのです。受精卵の時点で手足は無いでしょう?そもそも人の形すらしていない。
それが段々と人間の形になっていく訳で、手とか足が別々に出来て、それがくっついて完成する訳じゃ無い。

人を物の様に考え、個別に研究して、色んな学者が様々な論文を出す。その結果を寄り集めて、人間を理解した気になる。
心理学だって同じ。心だけ取り出して考えているから、いつまで経っても分からない。心だけ単体で有る訳じゃ無いのだから、何を調べているのか、私には理解できない。人の心や、その動きとはかけ離れた結論が出るだけだろうと思う。

受精してからだけでなく、受精に至るのにも働く力がある訳ですから、そういう見えない所にこそ人間を知るのに重要な事が有ると思うのです。
現状の科学力で検証できない事、検証していない事を非科学とするのは、本当に正しいのか疑問。
可笑しな検証の仕方であっても、その結果を科学的だとしているのですから、なかなか鵜呑みにするのも怖いと感じています。

姿勢

人間というのは面白いもので、四足歩行の構造のまま直立二足歩行をしている。進化途中なのか、いつでも四足に戻れる様に中途半端な状態を取っているのか?それは不明だけど面白い。
(この話については、以前書きましたので、興味の有る方は過去記事をお読み下さい)

巷で猫背を正すとか言って、「姿勢矯正」を謳っている治療院は多い。
だけどほとんどは姿勢など観てもいない。
観ているのは上述した西洋医学と同じで、「物としての姿」でしかないのです。

その証拠に、大体がビフォー・アフターの写真を載せて比較している。そこに「姿の勢い」は現れていない。
何を観ればいいのか、強いて言うならビフォーよりアフターの方が健康状態が悪化している事は分かるから、それをみればいいのか、何とも可笑しい。


例えば体運動習性でいう呼吸器型5種の姿勢は、「前へ前へ」です。
6種なら「後ろ」。
消化器型なら「左右」。
頭脳型なら「上下」。
他もありますけど、そういう事なのです。真っ直ぐが良いと思われている様ですが、真っ直ぐなタイプなどいない。必ず偏りが有るし、人間の体構造から考えれば、それが当然なのです。
なぜなら直立二足だから。この構造で偏りが出ないはずがないのです。
伝説的な武道の達人、例えば合気道の塩田剛三でさえ偏りがあるのです。(余談ですけど、塩田剛三は私と同じ体運動習性ですね)

そうやって生まれつき、真っ直ぐでは無い偏りがあって、それがその人にとってのベストな訳です。
それを無理に真っ直ぐに変えようと言うのですから、なかなか恐ろしい話ですよ。
そんな事をすれば、体への悪影響だけでなく、心理的な悪影響も出る事は避けられません。これが分からないから平気で骨格を弄れるのでしょうが、もし後で姿勢の事が分かってしまったとして、良心の有る人なら後悔に苛まれるでしょう。
まあ、私も姿勢を全部理解しているとは思っておりませんが。


最初に挙げた5種を真っ直ぐにしたとします。
前へかかっていた勢いを後ろに下げる事になりますね?
つま先に乗っていた体重が踵に移る。
5種というのは体が強いのですが、ある時を境に急激に弱るタイプです。それが前への推進力を失った時で、老化のタイミングなのです。
それを姿勢矯正だと言って、高額な料金を取ってそんな体にしちゃうのですから、やっぱり現代人は不健康好きなのだと思いますね。

それで真っ直ぐになった5種は体に勢い(元気)がなくなりますから、精神的にも気弱になる。
考えるより行動が先なタイプなのに、6種的になり、行動したいけど出来ないから喋る事になる。だからそうでもなかった人が、急にお喋りになったら要注意なのです。
5種だけ例に挙げましたけど、他のタイプだって真っ直ぐがいいなんて事は無いのです。

コマならどのコマでも真っ直ぐ回るのがいいでしょう。美しいし、安定しているから、一番よく回る。
だけど人間はコマと違って色んな形があって、それぞれにそれぞれのベストな回り方があるのです。とんでも無い姿勢こそが、最も回りやすいのだ!というタイプだって有るのです。
皆一律という訳にはいかない。
だけど一律に考えたがる。そこに矛盾が有るから大変です。
「個性」だとか何だと言う割に、多くの方が個性を度外視している物を信仰しているのだから、心に何か引っかかるのでしょう。

医者が患者をろくに観ないのは、却って西洋医学者っぽい

3分診療だとか、患者の顔も観ない。
そういう話をよく聞きますね。
だけどそりゃそうなのです。人を物の様に研究してきた西洋医学なのですから、患者を物として観るのが普通でしょう。患者がお金に見えている医者もいるでしょう。
そういう医者の方が西洋医学者っぽい。

だけど私は整体学の人間ですから、そういうのは好まない。
病院へ行く機会は無いですけど、行くとしたら、人として観る医者を探したい。表面的な観方ではなく。

こんな書き方をしておいて何ですけど、西洋医学が悪いとは思っていないのです。
ただ今の現状は正しく無いと思う訳ですね。
これも人間が生物だからこその、見えない力の話ですが、1人1人の医者は結構良かったりするのです。医師も集団になると別の生き物の様になってしまう。

交通事故など、大怪我をした場合において、体がグチャグチャの粉々になっている状態では整体をしている時間は無い。
やはり外科手術が最適。
その術後の回復を手伝う事は整体の得意とする所ではありますが、一命を取り留めるには外科医の力が不可欠。
虫歯が出来たとして、やはり歯科医の技術が最適。歯の痛みを止める急処は整体師も知っているけど、歯を削ってあげる事は出来ない。
視力を回復させる方法は知っているけど、手間も時間もかかるから、現実的に出来ない人も多い。そういう場合はやっぱり眼鏡やコンタクトが最適だし、コンタクトを処方するには眼科医がいる。
「いや、これは要らないだろ・・・」という科も多いけど、必要不可欠なものもある。
ヤブもいれば名医もいる。たぶん何の世界でもそうだと思う。
一流もいれば五流とも呼べない者がいる。

まとめ

さすがに長く書きすぎました・・・
「あ、人間ってコマっぽい」と思い、そこから考えていたら広がり過ぎました。
便宜上、ブログでは西洋医学と括ってしまっておりますが、日本国内の話に限定して書いております。海外では、西洋医学者である医者でも、また違った観方をしている場合が結構ありますから。
だから日本の医療問題というのは、医療費だけの事じゃないと思うのです。かなり根の深い大きな問題。

自分で自分を不健康体に近づける様な事を健康法のつもりでしているし、老化を早める様な事を若返り法だと思ってやっていたりする。
何でこんな事をするかというと、鈍感だからですが、不健康な方が構ってもらえる。寂しい気持ちが人を不健康にするし、健康にならない様にブレーキをかける。
病気が治っては免罪符を失いますからね。 
こんな事を言うと怒る人も多いでしょうけど、違うならば怒る必要も無い。いちいち怒ってしまうのは、何故でしょうか?そういう力はどこから来るのか?それだけ力が有るなら、治る方へ使えばいいだけなのです。
こういう力と病気を治す力は別物だと思っているのでしょうが、同じなのです。結局は生きる力ですから。

生きる力を失っている人に、つまり死の方向へ向かっている人に、生きる方へと方向転換させるのが整体。そういう言い方も出来るでしょう。
迷子になっている方が多い感じですね。

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活元運動のやり方を解説!最高の健康法

活元運動は最高の健康法

健康法というと、ちょっと語弊があると思うのですが、分かりやすくその様に表現してみます。
活元運動は「無意識に起こる自己調整運動」であり、特別な事ではなく、誰しも普段何気なくやっております。
例えば寝相、クシャミや咳、貧乏ゆすり等です。
こういった物は、自分で自分の不調を整えようと取っている働きなので、止めない方がいいのです。

整体はそれを出やすい様に、技術として活元運動を生み出したのです。
自分でする方法もあるし、他人にやってもらう方法もあります。
その方法は整体の創始者である野口晴哉の著書「整体入門」にも書かれています。(amazon等でも購入可能)
興味の有る方は、その本を読んでいただきたいのですが、そこに書かれているので今回は私なりの方法を紹介いたします。

セルフ活元運動

整体入門にある方法ですと、ちょっとややこしい。
確かに有効な方法なのですけど、出来ないという方が多い。
その理由は簡単で、「活元運動を起こそうと意識しているから」です。

活元運動は無意識に起こる運動ですから、意識していては起こりません。そこが大前提です。
そこで失敗している方がほとんどでしょう。
だからコツは「ポカン」なのです。何も考えない。

その状態で、呼吸をするのですが、適当な呼吸では難しい。
そこでオススメしたいのが、背骨で呼吸する「脊椎行気法」です。内観呼吸法の1つで、要するにイメージの呼吸。
頭の天辺に頭部第三調律点という処があるのですが、要するに天辺。そこから息を吸い込み、吸い込んだ息を頚椎1番~尾骨の先まで通していくイメージをします。
頚椎1番は背骨の一番上で、尾骨は背骨の一番下のお尻にある骨です。
吐く時は適当で結構です。
それを数回繰り返して下さい。上手く出来ていると、背骨が内側から膨らむ様な感覚が有ります。ちょうど息を吸うと肺が膨らむ感じに似ています。(電気がビリビリ走る感覚や、温かくなる感じの場合もあるし、その全部が出る場合もありますが、どれも成功です)

今度はその逆に、尾骨~頭部第三に向かって、下から上に息を吸い込んで下さい。
これも数度行います。回数はどちらの場合もあまり考えない様にして下さい。
やはり成功した時の感覚は上と同じ。

別バージョンとして、頭部第三~尾骨に吸い込み、吐く時は尾骨~頭部第三に向かって吐く方法も有ります。
好きな方法、自分に合う方法でやればOK。
最初はどれも難しいかと思います。何せ普段やらない事ですからね。感覚も無いでしょうし、頭から吸うという事自体が上手く出来ない人も多いでしょう。
しかしやっていれば誰でも出来る様になります。
頭から吸えても、背骨のどこかで息がつっかえる感覚があるかと思います。そこに関連している処が、今不調になっている処なのです。
そのつっかえが無くなる時、その不調も緩和しているでしょう。その過程で活元運動が出てくると思います。

他人にやってもらう方法

これは面白い物で、やっている方に活元運動が出てくる事もありますし、両者に出る場合もあります。
出るままに出しておけばいいです。

方法は受け手が座り、術者はその後ろに座って下さい。
受け手の頚椎1番(後頭部だと思えばOK)に指を当てて下さい。手はどちらでも結構ですが、指は中指か薬指を中心に当てるといいでしょう。
当て方は触れるか触れないかくらいで。押してはダメです。
別に直接触れずとも、少し離してやっても活元運動が出ますが、まあ好きな方でどうぞ。

それで頚椎1番~腰椎5番(骨盤辺りと思えばOK)まで、背骨を上~下に向かってゆっくり順番に触れていきます。
必ずゆっくり、背骨の1個1個を確かめる様に触っていきます。
受け手に不調があるなら、その不調な椎骨(背骨の1個1個の事)を触られた時に、活元運動が出ます。
ゾクゾクっとした感覚が有るかと思います。
そうしましたら術者は、その運動がおさまるまで、その椎骨に集注していればいいのです。簡単でしょう?

整体師の活元運動

今回紹介したのは初心者向けです。初心者向けですが、これで十分でしょう。
誰でも出来ますが、上述した様に、変に意識してやると上手くいかない。
もともと人間は活元運動の連続で生きているのですから、頑張らなくとも出るのです。

整体師がやる場合は、他の方法を用いたりはしますけれど、例えば指に集注しても出ます。
指の一本一本は意味がありまして、例えば左人差し指なら上腹部ですが、上腹部に集注するのに左人差し指を使っても面白いのです。
しかし背骨の方が活元運動の誘導には適しているでしょうから、そちらでやってみれば良いかと思います。

私個人としては、頭部調律点を使って誘導する方法が好きですから、そういう事をよくやっています。
顎に動きが出る方が多いですね。ず~っとカクカクやっている。精神性の負担が溜まっている人は顎に出やすい。
どんな動きが出るのか観察すると、どこに不調が有るか分かるので、非常に便利。

まあ本当を言うと、整体師の場合は訓練してますから、受け手のどこに手を置いても動きが出てくるのですが。
そういう事を訓練せずに、マネをして手を置く自称治療家も増えましたが、まあ観たら手が全然違う。手でバレるのです。
職人は職人の手をしていますね?整体師は整体師の手をしています。活元運動を日頃からやっていると、そういう事も分かる様になってくるかと思います。

まとめ

伝わりましたかね?実際やってみないと分かり難いのが活元運動だと思います。
というか、整体は全部そうかもしれませんが。
問題はですね、微小な活元運動だと気付かない方が結構多い事です。出来た事に気付かないから、出来ていないと思い込む。
逆に、全然出来ていないのに、出来たと思い込む人も多いですが。

私がお客さんにやっている時も、話ながらやる事が多いから、話の方に集中していて気付かない人も多いです。
それで時々、「今面白い動きをしていましたね」なんて言う。本当に面白い時に言うのですが。
エビの様に動く人もいます。それで気付かないのは面白い。

可笑しな動きが出て恥ずかしい、と言われる方もおりますが、別にどんどん出せばいいのです。誰も観ておりません。私以外は。
私も笑ってしまう事もありますが、別に馬鹿にして笑っている訳じゃありません。整体は楽しいものなのです。
一緒に楽しめれば幸せです。


活元運動に関して、こんな話があります。
普段から活元運動をやっている男性が、食事中に活元運動が出て、妙に走りたくなって走ったのです。本人は「これは活元運動だ」と分かったから、そのまま走っておりましたら、吐いてしまったのです。
その時の食事は御馳走でしたから、「勿体無いな~」と思ったそうなのですが、後日その方が野口晴哉の元を訪れ、「活元運動とは凄いものですな」と言うのです。
それでその時の話をするのですが、その時同じ食事を食べた他の全員が食中毒で倒れたのだそうです。
活元運動をやっていたこの男性は、体が危険を感知して、自然と吐いた訳です。

こういう事は全然珍しくありません。
だからやり方を紹介しましたけど、ちゃんとやっていれば体が健康体(敏感な状態)になりまして、意識せずとも色々な事を予防するのです。

巷には様々な健康法がありますけれども、全部意識してやる事なのです。
頭で考える事が本能に勝る事は無いでしょう。生命を守る事に関しては。
「これは何々に良いのだ。あれは何々に効くのだ」という風なものは、本当は下の下。対症療法と同じです。
とにかく、私は活元運動がオススメです。昔は「こんな怪しいもの・・・」と思っておりましたが、今はこれ以上無い物だという認識です。
本当に健康になりたい方は、やってみて欲しいと思います。

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整体講座のお知らせ
育児講座
9月9日(土)14~16時
参加費:3千円
場所 :アプローチ整体院内
※無事終わりました。次回開催をお楽しみに
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名称:アプローチ整体院&アプローチ整体学院
住所:三重県四日市市笹川3丁目69-1