アプローチ整体院ブログ

三重県四日市市で一流プロスポーツ選手のケア&トレーニング指導を行っている整体院&整体スクールのブログ! 妊娠・出産・育児に関連する事を特に得意としています。 三重県で本格的な整体を受けたい、学びたいならアプローチ整体院へ!

2014年09月

【偽専門家だらけ】整体教えて掲示板

一般の方が、自分の体の悩みを専門家に相談(質問)する「教えて掲示板」というのがあります。
全国の整体院が紹介されているサイトで、そこに登録している専門家が回答者となる訳です。
当院も登録されているので、たまに見てみるのですが、まあ回答は驚く程に酷い。

昨日ちょっと見てみましたら、バレーをやっている女性で、足首に力が入らなかったり違和感を感じると質問していました。
その回答は軒並み整形外科的な観点からの物であり、全く整体の要素が無いのです。
それで合っているなら別に良いのですが、まあ間違っているでしょう。


整形外科的な、と書きましたけれど、それほど専門的な事が書かれている訳でもありません。
ただ、足首の問題でバレーをしている人だからと言って捻挫の事ばかり言っている。それは可笑しいと思うのです。
質問者は特別に原因が無いと、足をくじく様な事は起きていないのに違和感が出たと言っています。それでも誰も彼も捻挫が原因だと言う。昔の捻挫を放っておいたせいで足首が不安定になっているのだと。 

私なら、まず婦人科系の異常を疑います。
直接話も聞いていないし、観てもいないので想像ですが、この質問内容ならばまずそこを疑います。
捻挫が関係無いとは言いませんけど、それだけでは不十分だと思います。

捻挫は接骨院へ、と言っている整体師?もおりますし、不思議で仕方無い。
整体はいつから捻挫すら分からなくなってしまったのでしょう?
まあ捻挫と言っても馬鹿に出来ませんし、接骨院なら確かに保険が適用されて安い。でも整体が捻挫を専門外としている訳じゃない。そんな者が整体の専門家を名乗るだなんて、馬鹿馬鹿しい。


他の質問と回答を見ていても、本当に馬鹿馬鹿しい内容が多い。
大体いつも回答者は同じですから、そのせいもあるかもしれません。本当の専門家達の意見が欲しいはず。これじゃ素人に相談したのと変わらない。あるいは店の宣伝をされただけ。

まあ質問者の中には、いわゆるサクラも多いかとは思います。賑やかしと言いましょうか。
でも中には本当に困って相談する人もいるでしょうから、こんな回答では困ると思うのです。
生徒達には時々見て、自分ならどう回答するか?それを考えてみるのも良いだろうと、そう話します。

昨日は1人の生徒が卒業認定試験を受けました。
「習っていない問題が結構ありました」と。それはわざとです。
習った事だけ相談される訳じゃありませんから。
私は記憶力というのは大して必要無いと思っています。重要なのは創造力とか、そっちの方だと。
身に付けた知識から、想像して答えを見つける。そういうのが必要だと思います。
だからテストも、それを求める形式でやっています。習っていないから分からない。それではプロとしてやっていくのは難しい。まあ確かに、認定基準が最近の整体スクールにしては厳しいとは思います。 
卒業生を見ていて、もっと基準を厳しくすべきかと、近頃そう思ったせいもあって、テストはさらに難しくなりました。どうも変な方向へ行ってしまう者が、これはどうしても出てしまう。残念ですが。

卒業後も学びに来る者もいます。熱心だと思います。
本当は伝えたい事がいっぱい有る。でも全部伝えるのは難しいし、新たな発見は整体の醍醐味でもあると思う。だから全部伝えるのは却って良くない。悩ましい処です。
だけど間違った方へ行っている場合、その修正は出来るかもしれない。まあ、そういう者こそ来ませんが。
卒業生が上記の様な偽専門家になっていかない事を願います。 

言いたい事を我慢している体

言いたい事が言えない、そういう人が多い様です。
どうにも我慢気質な人が多くて、それは体に出ます。日本人には多いと感じます。私は言う方ですが。

ストレスというのは自分の思い通りにならないと溜まります。溜まってもすぐに吐き出せば良いのですが、それもせずに溜め込んでいる。
家族や友達にも言えない場合もあって、それは相当な精神的負担となります。


言いたい事を我慢している人は、背骨に現れます。
胸椎や頚椎という部分です。
何をそんなに我慢しているのか?それは分かりませんが、とにかく我慢している。そういう人がいっぱいおります。
我慢していて言えなかった事を、我々にようやく言ってくれる人もおりまして、泣きながら話されたりするのです。
話す事も泣く事も重要。どちらも発散になりますから。

我慢すべき時もありますが、発散すべき時もあるはず。
それを逃し続けるから体に異変が起こる。
発散の仕方は色々ある訳ですが、それが分からない人が増えています。
減る気配も無いし、こういう状態は今後もたくさん見かける事でしょう。

吐き出せない人は、体の調整をする事で発散方向へ誘導します。
そういう処置はしないで済む方が理想ですけど、現代ではちょっと難しそうです。
整体院の使い方も、ただ体のケアと考えずに、「言えない事を言う場」として考えても良さそうです。  

心理的ショックを肩甲骨で観る

精神疾患で悩まれている方は多いですが、どうも薬での治療は治療になっていないと感じます。
むしろ状態が悪化していく事が多く、逆効果だと思うのです。
そういう事は何度か書きましたから、今回は整体での調整法を少し紹介致します。

心理的なショックを受けた体は、様々な所に異変が見受けられます。
誰でも気になると思うのは「目」の変化ですね。
顔をパっと見た時に何となく気になるかと思います。
他にも顎や首、手指などに変化が現れます。


そんな風に色んな影響が出る訳ですが、調整としては肩甲骨を使う事を生徒達にも教えています。
昨日の授業でちょうど肩甲骨の調整をやりました。
この技法で難しいのは「対応」だと思うのですが、受け手が固定されていない、不安定な状態を利用するものですから、まあその辺が難しい所です。

整体法では対応は凄く重要です。 
技術的な話はここでは無意味かと思いますが、呼吸が合わないと整体は難しいのです。
そういう意味で、私は合気道の塩田剛三に興味があります。彼は呼吸の力について、かなり研究していた様で、残した言葉の数々は整体にも通ずる所があると思っています。もちろん違う所もありますが。


話を心理的ショックに戻します。
強迫性障害やパニック障害、こういうのは心理的ショックから起こっている訳ですね。それは分かりやすい話。
しかし他にも日常的に夫婦喧嘩を見ている子供や、上司からの圧力に悩まされている部下など、一瞬のショックでは無くて、持続的なストレスも肩甲骨の調整は面白い効果を出します。

精神性ストレスがかかると体は硬直する。
体が硬直していると精神は不安定になる。不安定な精神は体も不安定にする。
この様に心と体は互いに影響しあっています。
それを利用して、体から心の調整をする。そういう技法な訳です。もちろん、それで体自体も調整されます。


背骨や骨盤の歪みばかりが取り上げられるのですが、肩甲骨も面白いのです。
色んな表情があって、観ていて本当に面白い。
精神の凝り固まった人の肩甲骨は、やはり固まっている。頑固者の肩甲骨。だから連動している腕や肩の動きも硬い。

精神疾患の人は心肺の方に不調がある事が多いですが、それは整体から観れば当たり前です。
肩甲骨のある場所は、肺や心臓と関連しておりますから、そこが硬直すれば当然不調が表れるのです。
前に歯軋りと心臓の関連について書きましたけれど、精神的負担がかかっている人に歯軋りは多いですね。精神面と心臓は直結しています。歯軋り1つ取っても馬鹿にできないのです。

そう言えば、歯軋りや噛み締めが癖になっている人に活元運動(無意識に起こる動き。自己調整のための運動)が起きますと、顎を「カコン、カコン」とやります。初めて見た時は驚いたものです。その時は歯軋りや噛み締めをしていると聞いていなかったし、本人も自覚していなかったですから、不意を突かれました。
御本人はそんな活元運動が出ている事も気付いていなかったですから、尚の事面白かった。次に来た時には噛み締め癖も治っていまして安心しました。


肩甲骨の話をしておいて難ですが、私は精神的な問題は、活元運動が最適だと思っています。
私自身が精神疾患を担当する場合には、活元運動の誘導をする。本当はご自宅でもやって欲しいと思っています。
治療というのは、なるべく手を加えない方が良いのです。無闇に調整するのは本当では無い。
と言っても、私も当初は色々と技術を披露したい様な気持ちがありまして、まあ何だかんだとやりました。最近は「こんな奇妙な物はやれない!」と拒否していた活元運動を、理想的な治療だと捉える様になっています。

もっと言えば、喋っているだけで症状が改善していく事例も多々あるのです。
面白いものです。
声に出す事は大事です。喋りたくなる相手である事も大事かと思います。
昔お客さんに「先生は口で治療している」と言われました。まあそうかもしれません。本当は立ち居振る舞いで治療したい所ですが。 

乳腺炎になる人の身体的特徴

当院は産後の方が非常に多く来院されます。
乳腺炎で来られる方も少なくありません。今日は乳腺の話をしたいと思います。

乳腺炎になる方の特徴として、肩甲骨の可動性が乏しいというのがあります。
というのも、乳腺は背骨の中でも、左右の肩甲骨の間にある胸椎という部分と関連するからです。 (胸椎は全部で12個ありまして、その一部と関連するという意味です)
ここは乳腺以外とも関連しており、胸椎の中では重要な椎骨です。


産後のお母さんで、ここが硬直している様だと注意が必要です。 
だから気になると予め調整をしておくのですが、そう上手いタイミングで来て頂けない場合も多いです。
あるいは、もう乳腺炎になっていて、その相談で来られる場合もありますから、そういう時はここの調整をするのです。

それでここは骨盤とも連動しておりますので、産後の骨盤矯正のついでに観ておく様にしています。
ただ、乳腺炎になる様な生活習慣が正されなければ、結局繰り返し。
その辺りは気を付けていただく必要があります。
アドバイスは致しますが、それを実行するのは御本人です。育児も家事もして、時間が無いとは思うのですが、頑張っていただきたいと思います。

漢方薬なら安心?間違った健康知識

どうも漢方薬は安全安心だと、そう思っている人が結構多い様です。
西洋医学の薬は副作用があって、漢方薬にはそれが無いとか、体に優しいと思っている。何故そう思うのかは分かりませんが、とにかくそう思っている人が多いのです。

漢方というのは、本当に扱いが難しい薬です。
その人の体格や状態に合わせて処方する物であって、万人向けの漢方など可笑しい。病院で漢方薬が処方される様になって随分と経ちましたが、病院でその様な処方のされ方がされていますか?違うと思います。
今の処方の仕方では、西洋医学の薬と変わらない。
それ所か、知識が浅い分、余計に怖い。それが病院で出される漢方薬。


整体は安易に薬を使う事を危険視しています。
そういう考えは浸透しつつ有ると感じるのですが、「何か使われている薬はありますか?」と尋ねると、「ありません。漢方なら使っていますが」と答えられる方は少なくありません。 
「薬はキツクて合わなかったので漢方に変えて貰ったんです」と、そんな風に言われる方もおります。

それで「漢方に変えて良くなりましたか?」と聞いてみます。すると「ん~、どうなんでしょう?あまり変わらない様にも思いますけど、たぶん前よりいいんじゃないでしょうか?」。多いです。

漢方はご存知の通り、東洋医学です。
病院は西洋医学であって、医師が学んできたのも西洋医学。診察の仕方も勿論ながら西洋医学的な診察を行っているのに、出す薬は東洋医学の漢方薬。それでピタリと合うはずが無いでしょう。
セミナー等で漢方を学んでいる医師は多いですが、多くの医師の漢方の扱いに疑問を感じます。


東洋医学と西洋医学は根本的な理論から全く違います。
それを融合させる事は理想では有るのですが、現状では全く上手くいっていません。それで薬という共通点から漢方薬なら使えると、そう考えたのかもしれませんが、これも失敗していると感じています。

西洋医学が浸透して不健康な人がドサっと増えました。
それで結局は東洋医学者が忙しくなりました。整体も例外で無く忙しい。
今後もどんどんと不健康な人は増えるでしょう。
もっと根本から考え直す必要があると、そう思います。
治すべきなのは体制の方なのでしょう。医学会自体が不治の病にかかっている様です。 
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9月9日(土)14~16時
参加費:3千円
場所 :アプローチ整体院内
※無事終わりました。次回開催をお楽しみに
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