アプローチ整体院ブログ

三重県四日市市で一流プロスポーツ選手のケア&トレーニング指導を行っている整体院&整体スクールのブログ! 妊娠・出産・育児に関連する事を特に得意としています。 三重県で本格的な整体を受けたい、学びたいならアプローチ整体院へ!

2012年11月

重力を活かす身体の使い方でなければ姿勢は悪くなる

和服を着ていた時代と現代では、身体の使い方は大きく異なります。
ただ、それは当時の日本人が特別だっただけで、欧米では昔も今も身体の使い方は大差ありません。
アフリカの部族の方々の身体の使い方も、当時の日本ともまた別ですが、かなり素晴らしいです。
どこが素晴らしいかと言えばたくさんあるのですが、今回は“抗重力”という点に着目したいと思います。

著作権の問題などがありそうなので画像を載せられませんが、白人男性と黒人男性が同方向へ歩いている写真があります。
パっと見ただけで姿勢に大きな違いがある事が分かります。
白人男性は身体を捻り、重力に押しつぶされる様な状態に見えます。
黒人男性は重力を意に介さず、身体はピンと伸び、自然な姿勢で歩いている様に見えます。

ほとんどの人間が白人男性と同じ歩き方・姿勢をしています。
もちろん日本の現代人もです。
力学的な理想系は明らかに黒人男性の歩き方・姿勢です。
無理がなく、余分な負担もかかりません。
この黒人男性の状態は、重力に充分抵抗できる筋力が備わっているからできる姿勢なのです。
背すじを良くしようと頑張っても何ともならず、すぐに姿勢が崩れてしまうのは、そもそも重力に抵抗する筋力が足りないからと言えます。

この重力に抵抗する力の事を、「抗重力」と呼んでいます。
抗重力が理解できていれば、姿勢も動きの質も変わるでしょう。
抗重力ではコアと呼ばれる身体の深部が重要です。
姿勢保持に使われるので、姿勢保持筋とも呼ばれます。
ここを鍛えるメソッドは多くありますが、重力の視点から解説するものは少ない様に思います。
また、下半身の筋肉のほとんどが抗重力として使われます。
加齢と共に姿勢は悪くなりますが、理由の1つに抗重力である下半身の筋力低下があると言えます。

力=重さ、という考え方を持っていただくと、あらゆる動きの質は向上するでしょう。
力=筋力、の考え方を捨ててください。非効率的です。
例えば前進する時、足で蹴るのが筋力を使った場合です。
頭を前方に倒し、こけまいとして足が勝手に出る状態が重さを使った場合です。
スタミナの消耗度も大きく変わるでしょう。

ちなみに、体操競技の世界王者である内村航平は、重力がどの方向にかかっているのかを読み取る力がずば抜けて正確です。
スポーツに置いても重力を知る事は非常に重要な要素である事が分かるでしょう。

赤ちゃん訪問という制度に疑問

これは私の住んでいる地域だけの制度なのか、全国的な制度なのか知りませんが、非常に迷惑な制度があります。
「こんにちは、赤ちゃん」という制度らしいのですが、要するに生後1~3ヶ月の赤ちゃんがいる全戸を訪問する様です。

恐らく育児放棄などを早期発見しようという意図があるのでしょうが、それならば例えば1ヶ月検診を受診しなかった所、あるいはその時に医師が「問題有り」とした所だけを訪問すればいいと思うのです。

この制度の問題点は山ほどありますが、一番嫌なのが、いつ来るか事前連絡もない事です。
突然「ピンポーン」と呼び鈴を鳴らされ、「こういう制度で訪問させてもらいました」と来る訳です。
「意味が分からない。何のために来るのか?」とたずねると、「子育てで困っている事はありませんか?」という。
でも訪問するスタッフは保健師でも何でもありません。
アルバイトかと思われるスタッフが訪問して来て、その人に質問しても回答できないのですから、全く持って無意味です。
やっと寝かせた所なのに、呼び鈴で赤ちゃんを起こされ、子育てで困っている事はないか?と聞く。
子育てに理解がある人ならば絶対にこの様な訪問の仕方はしないでしょう。
そんな非常識な人に教わる事など何もありません。

特に1~3ヶ月頃の赤ちゃんは音に敏感です。
そんな事も分からない人にこんな仕事をする資格はないと思うのです。
この制度は自治体が委託した会社の人が来る訳ですから、当然税金が使われています。
明らかに税金の無駄遣いでしょう。
子育ての邪魔をする制度をなぜ置いているのか?
授乳中だったりオムツを交換していたり、子育ては手の離せない事だらけです。
こんな制度は即刻なくすべきだと思いますが、皆さんはどう思いますか??

【体操競技】内村航平が結婚!

記者会見は行わない予定らしい。
体操競技の内村航平選手が結婚していた、というニュースでやっていました。

婚姻届は11月11日に、千葉県で提出したそうです。
お相手は23歳の一般女性。
体操経験は無いそうです。

基本的に誰と誰が結婚した、とかいうニュースには興味がない私ですが、内村はまだ23歳。
焦らなくても良い年齢なのに・・・(21歳で結婚した私が言うのも何ですが)
というのと、体操選手という理由で興味を持ちました。

スポーツ選手を支えていくのは大変だと思いますが、怪我で苦しむ内村選手の力になってあげて欲しいなと思います。
逆に内村選手には、良い夫なって欲しいなと思いました。

整体から観る育児ノイローゼ

乳児を預ける人の多くは仕事復帰ではなく、育児ノイローゼだという話もあります。
今回は育児ノイローゼの原因と対策を整体的視点が解説します。

育児ノイローゼは、恐らく昔はほとんどなかった病気だと思います。
近年増えてきている理由に、母親を惑わす情報が多すぎる事、自分の親や旦那の親や友人もしくは知人の過干渉などがあります。
父親の協力は必要になっている現代の子育てですが、基本的には母と子が心を通い合わせていくものです。
周りがとやかく言うものではないでしょう。(その辺り、私も口出しし過ぎかもしれませんが・・・)
特に孫のためを思ってなのかは分かりませんが、「私らの時代はそんな事をしたら怒鳴られた!」とか昔の話を持ち出される方が結構多いのです。
時代は変化しており、昔のままの教育(子育て)は通用しません。
誰のためにもなりませんので止めてください。

育児本やインターネットの普及によって、様々な“正しいとされる情報”が飛び込んでくるのは本当にやっかいです。
特に事細かに「こうすべきである」という風な書き方をされているものは注意が必要。
「アトピーの場合、汗をかかさない様にし、食事はこの様なメニューにしなさい」とか、厳密過ぎるくらいかかれている本が多い。
「子供の発熱はこの様な怖い病気の前兆である場合があるので、すぐに病院へ」とか、脅す情報も多い。
情報の中には正しいものも確かにあるのですが、多くの情報を一度に入れられた母親は大変です。
何はして良くて、何はダメなのか?判断できなくなってきます。
書かれている内容を正確にこなそうとする内に、育児ノイローゼになっていくのです。

ですから能天気な人ほど育児ノイローゼにはなりにくい。
あるいは、何かに八つ当たりできる人はなりにくい。
真面目でストレスを発散できない人は、子育てに孤独感を感じ始めます。
これを放っておくと、育児ノイローゼの段階まで進行するのです。

対策としては、口うるさい人は遠ざけましょう。
旦那の母親など、自分から言いにくい場合は旦那に言ってもらいましょう。
それを嫌がる人、実行してくれない人はまだ父親の自覚がない人です。
そんな場合はストレスのハケ口に旦那を使ってしまいましょう。(ただ、夫婦喧嘩は子供に見せない様に注意)
それ以外に役に立つ事はないですから。

次にする事は、闇雲に子育て情報を仕入れない様にしましょう。
知識よりも大事なのは、子供と心を通わせる事。
「今この子は何を要求しているのか?」本を見るよりも感性を優先した方が的確になりますよ。
母親とはそういうものですから。
知識はそれを妨げます。余裕がない時は無視しましょう。(病院へ連れて行くべきかどうかなど、心配な場合は病院へ電話して状態を伝えましょう。)

親の不安は子供に伝播します。
例えばアトピーを親が過剰に気にすれば、子供のアトピー症状はひどくなります。
育児にイライラした時は、一歩引いてみると良いでしょう。
育児は焦らず、のんびりとやりましょう。
最後にもう一度言いますが、子育てで一番大事なのは「子供と心を通わせる事」です。
子供の気持ちが分かればイライラする事も不安になる事もぐっと減るでしょう。
でも子供から子離れしてよ!というサインが出たら子離れしましょうね。

産後の骨盤と母乳の出の関係性

何度かブログで書いている“骨盤”ですが、やはり間違っている人が多いので、より詳しく書きたいと思います。

産後、骨盤を元に戻そうと思うと、必ず骨盤ベルトや骨盤矯正が必要だと思われている方が多い様です。
しかしながら、床上げをしっかり行えれば不必要です。
それについては以前書いた通りですが、産院で出産した場合、病院の方針で床上げが無視される様です。
そうなると確かに骨盤矯正は必須になります。

整体の指導者が危惧するのは、出産直後にも関わらず、上の子を抱いて走ったりしているお母さんを「あの人は凄いね~、えらいね~」と褒める風潮がある事です。
頑張っているとは思いますが、この人は一生のトラブル、つまり後遺症を抱える事が確定的です。
産後の体を理解していないと言わざるを得ません。
産後の骨格は非常に不安定で、良くも悪くもなるのです。
無理をすれば歪んだ状態で定着してしまい、これは多少の矯正は出来ても、次に出産するまでどうしようもありません。(出産ほど骨格が緩む機会が他にないため)

タイトル通りの話をしましょう。
あまり知られていない様ですが、産後の骨盤状況は母乳の出とも関わっています。
「母乳が出ない」という人は骨盤も良い状態ではないのでしょう。
骨盤ベルトをしているのに・・・と言われる方も多いかもしれませんが、はっきりと申し上げて、骨盤ベルトはさほどの効果もないと思います。
例えば、昔はO脚の矯正と言って両膝をベルトで縛って固定する、という方法が行われていましたが効果は当然ありませんでした。(稀に今も行っている所があるそうですが)
骨格は締め付けても閉まっていきません。
変わるのは、一時的な筋肉と脂肪の流れだけでしょう。

骨盤を気にされる方の多くは見た目を気にされての事だと思いますが、実際には健康面や赤ちゃんへの影響が多大です。
矯正するべき時期を逃してしまった場合でも、完全に放っておくよりは整えた方が良い事は言うまでもありません。
お近くの信頼できる整体院へ行かれる事をオススメしておきます。

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9月9日(土)14~16時
参加費:3千円
場所 :アプローチ整体院内
※無事終わりました。次回開催をお楽しみに
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